青森市議会 2017-12-08 平成29年第4回定例会(第5号) 本文 2017-12-08
2ヘクタールの森林が伐採されて、雨天時に赤土が生活道路まで流出するなど、景観、環境破壊と土砂災害が懸念され、規制する条例の設置を求める要望書が提出され、議会も設置反対の決議を全会一致で採択し、県や事業者にも要請活動を続けた結果、1事業者が申請を取り下げ、県が2事業者を不許可にしました。
2ヘクタールの森林が伐採されて、雨天時に赤土が生活道路まで流出するなど、景観、環境破壊と土砂災害が懸念され、規制する条例の設置を求める要望書が提出され、議会も設置反対の決議を全会一致で採択し、県や事業者にも要請活動を続けた結果、1事業者が申請を取り下げ、県が2事業者を不許可にしました。
県議会の担当委員会が現地を調査したとのことですが、町長初め町議会関係者と面会した事実もなく、まして設置反対の現地住民からの事情聴取もなく、その委員会調査と議案提出は明らかに一方的に偏った恣意的なものと言わざるを得ません。30万人の水道用水を取水する馬淵川の源流に立地されることは重大事態である。
今回の結果を見るとき、逆説的な言い方をすれば、市長初め理事者のこのような対応が、大久喜住民らをして七百五十五名の反対署名及び大久喜町内会の反対決議という住民運動を組織させる誘因ともなり、さきの江陽舟券売り場設置反対における画期的な住民運動に次ぐ、地域ぐるみの総意を行政に反映させる快挙を生み出したと見られるのであります。